2023 Silicon Valley Innovation & Startup Program研修実施報告
2023年8月7日~18日、シリコンバレーの中心に位置しているサンノゼ州立大学において「2023 Silicon Valley Innovation & Startup Program」の研修を実施しました。この研修には、滋賀大学の経済学部学生17名、データサイエンス学部学生2名、データサイエンス研究科大学院生1名の20名が参加し、イノベーションやスタートアップについて学びました。
研修は、サンノゼ州立大学のSilicon Valley Center of Operations and Technology Managementで実施され、アントレプレナーシップやAIなどの専門家、シリコンバレーで起業、経営しているCEOなどが講師として学生を指導しました。参加学生は4グループに分かれて商品開発と起業を目指したプロジェクトに取り組みました。最終日には、イノベーティブな商品やサービスをグループ全員で協力して作り、それを商品化するというプロジェクトをプレゼンテーションしました。起業と資金調達を想定したプレゼンテーションは、今後社会で活躍する学生にとってはかけがえのない有益な経験でした。
また、シリコンバレーの企業文化を理解するためのカンパニーツアーを行い、Intel、 Google、 Apple、 Teslaなどの企業を訪問して、これらの設立背景や成長過程などについて学びました。サンフランシスコ観光では、Golden Gate Bridge、De Young博物館、美術館などを観光しました。自由時間である土曜日には、スタンフォード大学を訪問したり、サンフランシスコでケーブルカーに乗ったり、ウォルトディズニーファミリー博物館を訪問したりしました。
プログラムの内容は、シリコンバレーならではのものが多く、参加学生にとって非常に有益なものでした。学生からは、これからの大学での勉強はもちろん、社会人として欠かせない知識と経験を得ることができたと、非常に高い評価と満足度を得ました。
NextRyosuiチャンネル「シリコンバレー研修インタビュー」
金教授へのインタビューは0:49から、学生へのインタビューは13:37からです。
なお、この研修に参加した学生に対しては、イノベーション、アントレプレナーシップ、スタートアップ等を学んだ証として、国際的な技術標準規格に基づくデジタル証明書の一つである「オープンバッジ」(下画像)を発行しています。