滋賀大学経済経営研究所が本年100周年を迎えることを記念して、企画展「経済経営研究所百年紀 ―彦根高商に始まる、教育、調査、研究の1世紀―」を開催中です。

滋賀大学経済経営研究所は、1923年9月に旧制彦根高等商業学校に設置された調査課を母体としています。1949年5月の新制国立大学の設置以降は、滋賀大学経済学部の附属施設として、一貫して資料の収集と管理に取り組み、研究と教育のサポートに励んできました。

長い歴史のなかで収集された資料は貴重なものが多く含まれています。今回の展示は、それらの資料を取り上げ、世界や社会情勢のなかでどのような資料が収集され、受け継がれ、評価されてきたのかを、3期に分けて、写真やパネルで紹介します。

監修

阿部安成（本学経済学部教授、専門は日本近代社会史）

見どころはジオラマによるキャンパスの再現

1943年（昭和18年）3月発行の彦根高等商業学校略図と、1926年～1956年の卒業アルバムを参考に、経済経営研究所スタッフが作成した大学施設のジオラマ（ペーパークラフト）を展示しています。製作期間は約4ヵ月。かつて経済研究所（現経済経営研究所）が設置された東亜研究館（約1/200 スケール）のほか、講堂（約1/210 スケール）や陵水会館（約1/180スケール）をぜひご覧になってください。

Gallery Talk

監修の阿部安成教授によるギャラリートークを開催します。開始時刻に合わせて直接会場までお越しください。申し込みは不要です。
【開催日時】企画展のページでご確認ください。
【会場】しがだい資料展示コーナー

会期	2023年7月7日(金)～2024年3月28日(木) ・第1期「教育と修学の百年」7月7日（金）～9月29日（金） ・第2期「調査と研究の百年」10月3日（火）～12月26日（火） ・第3期「高商の研究機関の比較史」1月4日（木）～3月28日（木）
開館時間	9:00～17:00
休館日	土・日・祝日 ※そのほか臨時閉館するときがあります。開館日カレンダーをご確認の上、ご来館ください。
会場	滋賀大学彦根キャンパス 総合研究棟＜士魂商才館＞1 階しがだい資料展示コーナー
入館料	無料

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